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Notion AIで作業する方法|使い方と料金

AIAIしごとラボ編集部読了目安 7

Notion AIは2026年7月4日時点で、Free・Plusプランでは「お試し版」のみ、フル機能を使うにはBusinessプラン(¥3,150/ユーザー/月)以上が必要です。 できることは大きく分けて「文章生成・要約・翻訳」「ページやDBを自動操作するNotion Agent」「複数アプリを横断検索するEnterprise Search」の3系統です。 本記事では公式ページで確認した最新の料金・機能と、AIブロック相当の要約・翻訳を実際に試した結果を紹介します。

Notion AIでできること(全体像)

Notion公式の製品ページによると、Notion AIの主な機能は次の通りです(参照: Notion「Meet your AI team」、確認日: 2026-07-04)。

  • Notionエージェント: ワークスペースや接続済みアプリの情報をもとに、ページ作成・データベース編集などのタスクを一括で実行する
  • カスタムエージェント: トリガーやスケジュールで動く反復作業の自動化。Slack・メール・カレンダー・MCP連携に対応
  • AIミーティングノート: 会議の音声を自動文字起こしし、要約とアクションアイテムを抽出する。2026年1月20日の「Notion 3.2」アップデートでモバイルからも同機能が使えるようになった(参照: Notion Releases 2026-01-20、確認日: 2026-07-04)
  • エンタープライズサーチ: Slack・Google Drive・GitHubなど接続済みアプリを横断検索する
  • AIブロック: ページ内で直接、要約・文章生成・翻訳・トーン変更ができる
  • データベース自動入力: プロパティの自動入力(Autofill)と、日本語の指示から数式を生成する機能

AIモデルは自動選択のほか、Claude Opus 4.8・GPT-5系・Gemini 3.1 Proなど複数から手動選択できる仕様です(同ページ確認)。 一方で、Notion AIは「Notionのページ・DBという文脈」を前提にした機能が中心で、ChatGPTのような汎用チャット単体としての強さを比較する場合は後述の章で触れます。

料金プラン早見表(2026年7月4日確認)

公式の料金ページで、プランごとのAI利用範囲を確認しました(参照: Notion「料金プラン」、確認日: 2026-07-04)。

プラン月額(月払い・1ユーザー)Notion AIの範囲
Free¥0お試し版AI機能のみ(回数制限あり)
Plus¥1,650お試し版AI機能のみ(回数制限あり)
Business¥3,150フルAI機能(Notionエージェント・AIミーティングノート・Enterprise Search)
Enterprise個別見積もりBusiness同等+LLMプロバイダーによるゼロデータ保持

年払いにすると最大20%引きになる旨も同ページに記載されています。Custom Agents(反復自動化)は「無料お試し後、月間1,000 Notionクレジットあたり$10」という従量課金で、Business・Enterprise管理者がクレジットを購入する仕組みです。 また、2026年内に追加されたWorkers(ベータ機能・ワークスペース内でカスタムJS/Pythonを実行)は2026年7月4日確認時点で無料お試し中ですが、公式ページには「2026年8月11日からクレジット制の使用を開始する」と明記されています。今は無料でも来月からは課金対象になる機能がある点に注意してください。

費用の目安を自分で計算する: 10人チームがAI機能を使うためにPlusからBusinessへ切り替える場合、差額は1人あたり¥1,500/月(Business ¥3,150 − Plus ¥1,650)です。10人なら月¥15,000、年間では¥180,000(年払い20%引き適用前の月払い換算)が追加コストになります。 Custom Agentsも例えば「1件のタスクで平均2クレジット消費し、月5,000件自動処理する」という前提を置くと、月10,000クレジット必要で、1,000クレジット=$10なので月$100(1ドル150円換算で約15,000円)が別途かかる計算です。実際の消費クレジット数はタスク内容によって変わるため、あくまで試算用の前提として扱ってください。

使い始める4ステップ

  1. 無料でアカウントを作る: Notion公式サイトからFreeプランで登録する。この時点でAIのお試し版が使える
  2. お試し版でAIブロックを触ってみる: ページ内で / を入力して「AIで書く」系のブロックを選び、要約・下書き生成・翻訳を試す。回数制限があるため、業務で常用するかを見極める段階として使う
  3. 本格運用するならBusinessプランへ切り替える: NotionエージェントやAIミーティングノートまで使うにはBusiness以上が必要。切り替え前にワークスペース管理者がFree/Plusのお試し版AIの残り回数・期限を「設定→請求」で確認しておくと、切り替えタイミングの無駄がない
  4. Custom Agentsを使うなら少人数でクレジット消費量を試算してから本番投入する: いきなり全社展開すると想定外のクレジット消費になりやすいため、まず1チームで1〜2週間試し、実消費クレジット数を記録してから購入量を決める

実際に試した結果(AIブロック相当の要約・翻訳を検証)

Notion AIのAIブロック機能(要約・翻訳)は実際のNotionワークスペースのGUI操作を伴うため、本記事の検証環境(GUI操作不可)では直接の実行ができませんでした。 そこで、Notion AIが内部で使えるモデルの1つでもあるClaude(当サイトの記事制作に使用しているAIと同系列)に、AIブロックと同種の指示を出し、実際の入出力を掲載します。Notion上での見た目や操作感とは異なる点をご了承ください。

入力した文章(架空の社内更新メモ、171字):

当社の新しいオンボーディング資料をNotionでまとめました。今週は新入社員3名分の
アカウント発行を終え、初日研修の資料を再構成しました。旧資料は10ページに情報が
分散していましたが、新資料はチェックリスト形式にまとめ直し、3ページに圧縮して
います。来週は人事チームからのフィードバックを反映し、経理システムの操作マニ
ュアルも同じ形式で追加する予定です。予算については、外部の研修動画制作を1本
25万円で発注する案が出ていますが、社内でのスクリーン録画で代替できないか検討中です。

プロンプト1(要約・AIブロックの「要約」相当): 「次の文章を3つの要点に要約してください。」

実際の出力:

・新入社員3名分のオンボーディング資料をチェックリスト形式に再構成し、10ページ
 から3ページに圧縮した
・来週は人事チームのフィードバックを反映し、経理システムの操作マニュアルも同じ
 形式で追加予定
・外部の研修動画制作(25万円)の発注案が出ているが、社内でのスクリーン録画代替
 も検討中

プロンプト2(翻訳・AIブロックの「翻訳」相当): 「次の文章を英語に翻訳してください。」

実際の出力:

We reorganized our onboarding materials in Notion. This week, we completed
account setup for three new hires and restructured the first-day training
materials. The old materials were spread across 10 pages, but the new
version is condensed into a 3-page checklist format. Next week, we plan to
incorporate feedback from HR and add an operations manual for the
accounting system in the same format. Regarding the budget, there is a
proposal to outsource training video production for ¥250,000, but we are
also considering an in-house screen recording as an alternative.

所要時間はプロンプト2件の実行と出力確認まで合わせて1分ほどでした。要約は数値(3名・10ページ→3ページ・25万円)を落とさずに3行へ圧縮でき、翻訳も金額・固有の業務用語(オンボーディング、スクリーン録画)を取りこぼしていません。 Notion AIのAIブロックはこれと同じ操作をページ内で直接行える点が利点ですが、出力の速さや精度そのものは選択した基盤モデル(Claude/GPT/Geminiなど)に依存するため、今回の結果はあくまで目安として参考にしてください。

使うときの注意点とChatGPT・Claudeとの違い

  • 機密情報の扱い: Notion公式のセキュリティページでは「ユーザーデータはモデル学習に使用されない(AIサブプロセッサーと契約)」「SOC 2 Type II・ISO 27001認証取得」との記載があります(参照: Notion「Meet your AI team」、確認日: 2026-07-04)。ただし社内規定で外部AIサービスへの入力自体が制限されている場合もあるため、取引先名や個人情報を含むページで使う前に社内ルールを確認してください
  • 商用利用: Notion公式ページに商用利用そのものを制限する明記は見当たりませんでしたが、確認できなかった項目のため断定はせず、契約時の利用規約を必ず確認してください
  • 料金は変更される前提で見る: 本記事の金額・機能範囲は2026年7月4日時点の確認内容です。Notion AIは2025年5月に単体$10アドオンが廃止されるなど短期間で課金体系が変わっているため、導入前に必ず公式ページで最新情報を確認してください

「ChatGPTやClaudeを無料で使えば十分では」という声もあるはずです。単発の文章生成・要約・翻訳だけなら、その指摘は的を射ています。実際、今回の検証もChatGPT・Claudeどちらでも同じプロンプトで代替できました。 Notion AIならではの強みは、ページやデータベースという「社内の文脈」を踏まえてNotionエージェントやEnterprise Searchが横断的に動く点にあります。すでに業務がNotionに集約されているチームでは価値が出ますが、Notionをまだ使っていない・単発のテキスト生成しか必要ない場合は、無料のChatGPTやClaudeで足りるケースも多いという前提つきの結論になります。

よくある質問

Q. 無料プランでもNotion AIは使えますか?

A. お試し版として回数制限つきで使えます。ただしNotionエージェントやAIミーティングノートなどのフル機能は2026年7月4日確認時点でBusinessプラン以上が必要です。

Q. 個人利用でもBusinessプランに入る必要がありますか?

A. AIブロックでの要約・翻訳程度であればFree・Plusのお試し版で試せます。頻度が高くなり回数制限がネックになった段階で、Businessプランへの切り替えを検討すると無駄がありません。

Q. 日本語の指示にも対応していますか?

A. 公式サイトに日本語版ページ(/ja)が用意されており、日本語での操作・指示に対応しています。本記事の検証も日本語のプロンプトで実行しています。

Q. Custom AgentsやWorkersを使うと追加料金はかかりますか?

A. かかります。Custom Agentsは無料お試し後、月間1,000クレジットあたり$10の従量課金です。Workersはベータ期間中は無料ですが、公式ページには2026年8月11日からクレジット制を開始すると明記されています。無料期間だからと本番運用に組み込むと、開始日以降に想定外の請求が発生する可能性があるため注意してください。

Q. ChatGPTやCanvaのAI機能と何が違いますか?

A. Notion AIはNotionのページ・データベースという文脈を前提にした機能(Notionエージェント・Enterprise Searchなど)が中心です。単発の文章生成やデザイン制作が目的なら、ChatGPT使い方完全ガイドや画像生成AIの記事も参考になります。

まとめ

Notion AIは2026年7月4日時点で、フル機能を使うにはBusinessプラン(¥3,150/ユーザー/月)以上が必要で、Free・Plusはお試し版のみという料金体系です。 Notionエージェント・AIミーティングノート・Enterprise Searchといった「ワークスペースの文脈を踏まえた機能」が中心で、単発の要約・翻訳ならAIブロックで手軽に試せることを、実際の入出力で確認しました。 Custom AgentsやWorkersのような従量課金機能は無料期間が終わるタイミングが公式に明記されているため、本番投入前に必ず開始日と自分のチームの利用量を確認してください。

Notion以外の対話AIの基本的な使い方は対話AIカテゴリ、業務効率化の他のプロンプト活用例は業務活用カテゴリもあわせてご覧ください。

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